各ポケットの組付け
本体パーツにカードポケット、コインポケット、札入れを組付けます。
まずは財布のカブセ側にカードポケットを接着します。
本体側は先に縫い穴を開けている為、1mm~1.5mmほどサイズが広がっていることがあります。革は多少伸びるのでカードポケットを引っ張り、コバをできるだけ揃えながら接着してください。
接着したら菱ギリや菱目打ちなどを利用して穴を貫通させます。
垂直に穴を開けないと縫い穴が蛇行するので慎重に作業しましょう。
次に、「βパーツと札入れパーツHを縫い付けたモノ」を接着します。
こちらも本体が広がっていることがあるので引っ張りながら貼り付けてください。
(!)接着するときは、外周部に縫い穴の開けていない”パーツH”の方を本体パーツに接着します。
貼り付けたら、βパーツを避けながら菱ギリなどで穴を貫通させます。
本体をぐるりと一周縫い進めます。
革が厚いので縫う距離の5倍ほどの糸が必要ですので注意しましょう。
縫いはじめはコンチョベルトの付け根から。この部分は糸の始末が隠せるので都合が良い部分になります。
糸の始末はパーツHと本体の隙間に隠します。
ここで糸を結び、接着剤で止めます。(半田ごてで溶かして止めても良い)
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