[材料]
使用する材料は一例です。お好みの色やレザーを自由に選んでください。
サドルレザー
最適な厚みは型紙に記載しています。
色はお好みで。
ビニモ5番 (ダブルロー付糸) 約90m 茶
小物の製作にはビニモの5番が丁度良いです
[作り方]
それでは具体的な作り方の紹介をしていきます
型紙を写す
型紙をダウンロードして、紙に印刷します。
工作用紙などの厚紙に張り付けて型紙を作ると使いやすいと思います。
スポンサーリンク
型紙を作ったら、革の銀面の上に乗せ、目打ちや銀ペンで型を写します。
型紙が動かないようにしっかりと手で押さえます。
革の裁断
型を写したら、カッターなどを使って革を裁断します。刃先は良く切れるものを使用します。
直線のカットは定規をガイドにすると安定した直線にカットできます。
ヘリ返しの処理
型紙機に記載されている”ヘリ返し”部分を漉きます。
革を漉く場合は良く切れるナイフが必要です。
写真では革包丁を使っていますが新品のカッターやオルファ(OLFA) 別たちを革砥で砥いだものでも可
カッティングマットの上で漉くと、マットまで切り取ってしまうので、クラフト用のガラス板を敷き、ナイフエッジを滑らせて斜めに切り取ります。
↓ 型紙にはこのようにヘリ返し位置の指示があります。
型紙に記載されているヘリ返し位置のおおよそ2倍の範囲を斜めに漉きます。
(具体的には赤くなっている範囲を漉きます)
ちなみに、パーツBとパーツCはヘリ返し位置が交差しています。最初に横の線に沿ってヘリを返してから縦の返し位置を漉きます。
ヘリ返し位置の2倍の範囲を斜めに漉くことで、ヘリを返した時に革の盛り上がりを最小にすることができます。
ヘリ返しの指示がある場合、ヘリの端は0mmに漉いて構いません。2,3mm切れれてしまっても問題ないので、可能な限り薄く漉くことがポイントです。
漉いたら、折り返し位置をステッチンググルーバーなどで跡を付けると曲げやすくなります。
定規などを使ってまっすぐな折癖を付けます。
ゴムのりを塗布し、”ヘリ返し”部分を圧着させます。
面の平らなハンマーで叩いて平らにしましょう。
パーツBとパーツCの縦の返し位置を漉きます(ここではヘリはまだ返しません)
また、型紙にも記載していますが、パーツBの写真の赤線で囲った部分も斜めに漉いて薄くします。
この部分は後で縫い合わせるので革の半分程度の厚みは残しておきましょう。
カード入れのパーツなのですが、漉くことでポケットの膨らみを小さくすることができます。
Dパーツのヘリ返し位置と、薄くする部分を漉きます。(ヘリはまだ返しません。)
いずれも0mmに漉いてしまって大丈夫です。
趣味で、レザークラフトを始めたばかりですが、型紙作りが大変です。
革を切るのも難しいです。
革を目打ちで印を付けた通りに正確に切るには、どうすればいいですか?
難しい質問ですね。。。
刃物はカッターナイフでしょうか?デザインナイフを使うと正確に切れるようになります。
あと、切れなくなったら新しい刃に交換するのもポイントです。
目打ちのラインが見えにくいならスマホのライトで横から照らすと筋がはっきり見えるようになります。
曲線の裁断は刃物は直線的に動かし、革を曲線に沿って動かすようにするとうまく切れると思います
こんなところでしょうか?
ありがとうございます。
まだ始めたばかりなので、お道具も揃ってません。
刃物は、カッターナイフです。
定規を当てると、革が伸びて、上手く切れなくて大変です。
ご回答、ありがとうございました。
パーツEですが、写真ですと長い方が縦に見えます。記載分では横の方が長いとありますが、記載通り横が長いで良いですか?
記載通りです。
型紙を重ねてみればよく分かると思います。
パーツEとパーツDとの接着ですが、パーツDをはEの上部に貼り付けると思いまが、Eの切り捨て部分につけてしまってよろしいのでしょうか?
大丈夫です。
せっかく型紙があるのですから、仮組してみましょう。
頭の中でイメージできるようになると思います。
アドバイスありがとうございます。
一つの財布で何メートルくらい糸が必要でしょうか?
測ってみない事には分かりませんが、
3mもあれば足りるのではないかと思います。
パーツHですが左右、下は漉いて薄くする必要はありますか?
度々すみません。
カードケースですが完成後カードケース左を縫う説明がないように思いますが、カードケース完成後左側を一直線縫えばいいのでしょうか?スタート地点とゴールは上下隙間を空けますか?
ムック様のご質問は過去の質問も含め、マニュアルに書いてあることの重複になります
マニュアルをお読みくださいませ。
画像が表示されなくなりました。
コメントありがとうございます。
システムの不具合が原因でした。修正しましたのでご確認ください。