インナーの組み立て
パーツAの型紙通りに裁断した革と、94mm×240mmの長方形に裁断した革を用意します。
パーツAの銀面にはカードポケットとコインポケットを接着します。
現物合わせで接着する範囲を銀ペンで書いておきます。接着面は6mmほど取ればよいでしょう。
それぞれの床面を貼り合わせるのですが、中央付近の赤丸で囲った部分は接着しません。
これは二つ折り財布が開きやすいように動きを持たせるためです。
コバを合わせ、ズレないように慎重に接着していきます。
中央部は90°位に折り曲げながら接着してください。
貼り合わせたら余分な箇所が出るので切り揃えましょう。
カードポケットとコインポケットを接着します。
ヘリを合わせてズレないように慎重に作業しましょう。
特にコインポケットは動きのある部品なので、蓋の開閉によって革が引っ張られます。
革の動きをよく観察し、完成形をイメージしながら接着ポイントを微調整してください。
カードポケットとコインポケットを接着したら、上部(札入れ側)の一辺を縫います。
コバから5mmの位置にラインを引いて縫い穴を空けるのですが、いろいろなパーツが組み合わさっているのでステッチンググルーバーでは直線的なライン引きは難しいでしょう。定規と目打ちを使って直線を引いてください。
縫い穴を空けるときは、コバから3目の目打ちから穴を空けていきます。
縫い終えるとこのようになります。
縫い終わったらコバから2mm分カットしてコバを揃えます。
カットした部分のヘリを落とし、コバを磨きます。
これで財布のインナー部分が完成しました。
趣味で、レザークラフトを始めたばかりですが、型紙作りが大変です。
革を切るのも難しいです。
革を目打ちで印を付けた通りに正確に切るには、どうすればいいですか?
難しい質問ですね。。。
刃物はカッターナイフでしょうか?デザインナイフを使うと正確に切れるようになります。
あと、切れなくなったら新しい刃に交換するのもポイントです。
目打ちのラインが見えにくいならスマホのライトで横から照らすと筋がはっきり見えるようになります。
曲線の裁断は刃物は直線的に動かし、革を曲線に沿って動かすようにするとうまく切れると思います
こんなところでしょうか?
ありがとうございます。
まだ始めたばかりなので、お道具も揃ってません。
刃物は、カッターナイフです。
定規を当てると、革が伸びて、上手く切れなくて大変です。
ご回答、ありがとうございました。
パーツEですが、写真ですと長い方が縦に見えます。記載分では横の方が長いとありますが、記載通り横が長いで良いですか?
記載通りです。
型紙を重ねてみればよく分かると思います。
パーツEとパーツDとの接着ですが、パーツDをはEの上部に貼り付けると思いまが、Eの切り捨て部分につけてしまってよろしいのでしょうか?
大丈夫です。
せっかく型紙があるのですから、仮組してみましょう。
頭の中でイメージできるようになると思います。
アドバイスありがとうございます。
一つの財布で何メートルくらい糸が必要でしょうか?
測ってみない事には分かりませんが、
3mもあれば足りるのではないかと思います。
パーツHですが左右、下は漉いて薄くする必要はありますか?
度々すみません。
カードケースですが完成後カードケース左を縫う説明がないように思いますが、カードケース完成後左側を一直線縫えばいいのでしょうか?スタート地点とゴールは上下隙間を空けますか?
ムック様のご質問は過去の質問も含め、マニュアルに書いてあることの重複になります
マニュアルをお読みくださいませ。
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コメントありがとうございます。
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