初めてのロングウォレット作りに挑戦します。
実は、まだ型紙ができていません。
型紙を作りつつ、ロングウォレットを作っています。初めてロングウォレットをつくるので、完成するか微妙なところです。完成させることができました。
型紙作り~革の裁断
最初に、本体とカード入れの型紙を作りました。印刷したところ、早速不具合が見つかりました。
すぐに微調整し、厚紙に貼り付けて型紙を作ります。
革は前に二つ折り財布を作ったものと同じ色にします。
ペアにしたい訳ではなく、丁度よい厚さの革がこれしかなかったから・・・
状態の良い部位は二つ折り財布で使ってしまったので傷のある部分を使わざるを得ません。
ちょっと残念ですが、無事に完成する見込みがないのでこれで我慢です。
ロングウォレットなので意外と革を使います。
内張りはキャラメル色の革です。茶色の革が外張りになります。
内張りは一回り大きめにカットし、貼り合わせてから余った部分を切り取ります。
本体の組み立て
床面に中心線を書き、ゴムのりを塗布する部分に印を付けます。
(中央部分にはゴムのりを塗布しません)
ゴムのりを塗布したら、90°に折り曲げながら貼り合わせます。
中央部分を接着しないので、広げたとき遊びができます。
スムーズに開閉するので動きのある部位には必要なテクニックです。
(もっと遊びの範囲を広くしてもよかったです。)
最後に内張りのはみ出した部分を切り取れば本体の完成です。
カード入れの組み立て
次にカード入れを作ります。
型紙どおりに切り取り、カード入れの下の部分を斜めに漉きます。
カード入れは組み立てる前にコバの処理をします。
カード入れのベースに部品を接着していきます。
書店で立ち読みしたレザークラフトの本に、カード入れの底の部分を並縫いしている物がありました。
カード入れの底の部分はほとんど負荷がかかりませんし、平縫いと比べて縫い目が薄くできますからね。なるほどと思いました。
最後にハンマーで叩いてなじませます。
縫い目が薄く仕上がるので、いい感じです。
同じ要領で部品を貼り付けていきます。
カード入れの中心部を縫い付け、仕切りを作ります。
定規で測り、中心部に印を付けます。
縫い穴のラインを引きます。
中心に丸キリで軽く線を引きました。
菱目打ちや菱ギリを使って縫い穴を空けます。
縫い穴を開けるときは、このようにコバ口を避けて穴を開けるのがポイント。
コバを切ってしまうとその部分が裂けてしまいます。
ステッチが見えるので並縫いではなく、いつもどおり平縫いです。
カードポケットの完成です。
本体と合わせるとこのようになります。今のところ順調です。
次はコインポケットです。ファスナータイプにしようかと思っていますが、具体的なデザインは考え中。ということで今日はここまで。
コメントを残す