革の裏面(床面)を磨く
革には表面のつやつやしている部分を【銀面(吟面とも)】。裏側のざらざらしている部分を【床面】と呼んでいます。革の床面は下の写真の通り、ざらざらしていて毛羽だっています。 手触りや
床面磨きは基本的に革を裁断する前に行い、使用する寸法の1まわりほど広い範囲を磨きます。
床面を磨くには、トコノールを使います。トコノールはコバを磨く際も使います。
レザークラフト用 床面仕上剤 トコノール 120g 無色
革の床面に、トコノール指ですくって、大まかに伸ばします。
机に傷などがついていると革の表面(銀面)にも傷がついてしまいます。銀面を保護するため、布や紙を一枚敷くとよいでしょう。
レザークラフト用の角が丸くなっているガラスや、プレススリッカーなどを使ってトコノールを床面全体に伸ばします。この時、トコノールが革の表面(銀面)に付着しないように注意しましょう。
革全体に均一に塗布できたら、少し力を入れて磨くと毛羽立ちがなくなり、光沢が出てきます。
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