穴を開けた部分を全て縫い終えたら接着剤でスマホケースを貼りつけます。
位置がズレないように接着前に位置を良く確かめます。
接着は一発勝負。ここでズレると今までの苦労は水の泡・・・
革を引っ張りながらシワが出ないように接着していきます。
接着剤が十分に乾くまで待ち、余分な革をカッターで切り取ります。
最後にプラケースと革の境目をコバスーパー ブラウンを使って整えます。
コバスーパーはプラスチックにもある程度接着するのでこの場合最適な仕上げ剤です。
綿棒を使って厚く塗り重ねます。
ちなみにコバスーパーを縫っただけでは段差ができてボコボコになっています。
しかも妙に光沢があるので下の写真以上に見た目が悪いです。
そこで400番のやすりで面を整えたところ、面が平らに整い、しかも艶消しになって見た目も落ち着きました。
面が綺麗に整っています。
艶消しのコバはシボの革と良く合います。
という事で完成。透明なプラケースを使っているので接着剤のムラが見えていますが、iphoneを取り付ければ見えません。
今回、初めてスマホケースを作ったのですが、想像以上に難しく、すごく作り甲斐がありました。でも良くできたので満足です。嫁さんにプレゼントするのがちょっと惜しいくらいです・・・
はじめまして。いつも素晴らしい記事をありがとうございます。何度も熟読させていただいています。この度私もスマホケース作りに挑戦してみようと思うのですが、以下二点質問させてください。
1、革は厚さ何ミリのものを使用されていますか?革の種類もわかると幸いです。
2、マグネットはマグネットホックではないように見えますが、どちらで購入されましたか?また、マグネットの厚さはどれくらいでしょうか?
お手数かけますが、ご返信を心待ちにしています。
はじめまして
井口様と質問がだぶりますが、革の厚さをお教えください。
また、ケースを張りつける革はどれぐらいの厚さに薄くしましたか?
コメントありがとうございます。
革の厚みはおおよそ0.7mm~0.4mmほど
フチの部分は可能な限り薄くしました。