初心者向けレザークラフト入門講座

レザークラフトの革包丁と別たちはどちらを買うべきか?

2017/09/18

レザークラフトの革包丁と別たちはどちらを買うべきか?

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レザークラフトで革を切る道具といえば「革包丁」と「別たち」という道具があります。
どちらもレザークラフト用の専用刃物で、革を裁断したり、革を漉いて薄くすることに特化した道具です。

まるでシャモジのような独特の形状をいていて、一見使いやすい道具とは思えないのですが、革細工の職人さんたちが使っているのを見るとやはりその形状に何か秘密があるに違いない。

チョット試してみたいと思いますよね?

そんなわけで、別たちにするか革包丁にするか悩んだのですが、結局最初はオルファの別たちを購入してみました。

購入した理由は

  • あの独特な形状のナイフを使ってみたい
  • 単純に安かったから

特に深い意味はありませんでした。
革包丁は安いものでも2000円以上しますし、高いものは1万円以上します。
一方、別たちは400円前後なのでとても安いのです。
2000円の安い革包丁なら手が出ないわけではありませんが、「安かろう悪かろう」で、結局使えないものを2000円で買うよりかは、400円程度なら使い物にならなくても諦めが付くという理屈です。

別たちの使い心地は?

最初に別たちを使ってみた感想は一言でいうと「使い難い」です。

確かに切れ味は良いのですが、まっすぐ切れません。持ち方が独特なので最初は勝手がわからず、非常に扱いにくいナイフです。(今は慣れたので使いやすい形状です)

しかも片刃なので切り口を直角にするためには少し刃を寝かせないといけないのです。(刃を逆にして持てばよいのですがそんな切り方をしている職人はいない・・・)

曲線もカッターの方がきれいに切れました。カッターは刃先がとがっているので細かな曲線もある程度自在に切れるのですが、別たちは刃先が直角です。細かな曲線の裁断には向きません。(革包丁の曲線裁断は今でも苦手)

次に切れ味
切れ味は良好です。しかも逆手で握るので力が入りやすく、カッターでは難しい分厚い革も一発で裁断することができます。
ただ、レビューは少し過大評価なのでは?と思うレベルです。これなら特専黒刃のカッターナイフの方が切れ味は鋭いのですがよくわかりません。

別たちでの革漉きは微妙でした。スムーズに革漉きができるほど切れ味が良いわけではありませんでした。

そのままでは思ったようには切れず、革漉きを半分諦めかけていたのですが、革砥で仕上げたら素晴らしい切れ味になり、ここからしばらく別たちで革漉きをしていました。

突然ですが、革砥(かわと)ってご存知でしょうか? 何のことかわからないという方のために簡単に説明すると、研磨剤を擦り込んだ革のことで、板などに張り付けた状態で使用します。

革包丁を購入してみた

最初は使い難かった別たちに慣れたら革包丁が欲しくなりました。

単純にどんなものか興味があった為と、別たちの刃は耐久性が低く、すぐに切れなくなったからです。頻繁に研ぎなおさないと満足な切れ味が持続しないので作業効率が良くありません。

で、革包丁を購入してみて最初の感想が、

「切れない・・・」

別たちは鋼が柔らかいので長切れしませんが、研ぎやすく、簡単に鋭い刃先をつけることができたのです。
一方、私の購入した革包丁は青紙スーパーと呼ばれる特に硬い鋼だったので、研ぎが難しい刃物でした。
また、刃厚も別たちが0.6mmに対し、革包丁は2.4mmと厚いので、刃の抜けが悪いことも切れ味を悪くしている要因でした。

そこから研ぎの練習が始まります。
研いでも研いでも思った通りの切れ味になりませんでした。

で、結局カンナの研ぎ冶具を参考に、革包丁用の研ぎガイドを作って見たところ、これが当たりました。
ピッタリ平面に研磨できるようになり、思い通りの切れ味にすることができました。

皆さん革包丁って使っていますか?私は主に革を漉くときに利用しています。革漉きは結構難しく、刃物をキンキンに研いでいないとうまく漉くことができません。 そんなわけで、前回は誰で

それからは別たちを使うこともなくなり、ずっと革包丁を使うようになりました。


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