縫い穴をあける
ラインに沿って菱目打ちで縫い穴をあけていきます。
菱目打ちの使い方は、「縫い穴のあけ方」を参考にしてください。
菱目打ちを使って、ぐるりと一周縫い穴をあけました。
カシメを用いたキーホルダーの取付
キーホルダーを取り付けます。
キーホルダーの固定にはカシメと呼ばれる金具を使います。
カシメは表側と裏側で一組になっています。
今回使うカシメは、裏側のフランジ部が平らで突起が細長く、表側のカシメはフランジ面がふっくらしていて突起が太く短いのが特徴です。
カシメは裏と表を組みにしてはめ込み、打ち込むことで仲がつぶれることで抜けなくなります。
一度取り付けたら取り外せないので、慎重に作業しましょう。
まず、革にカシメを取り付ける穴をあけます。
仮止めしていた真ん中の革をはがします。(剝がす前に印をつけておくと作業しやすくなります)
型紙と重ね、目打ちなどで穴位置に印をつけます。
パンチで丸穴をあけます。2.5mm位の穴をあけましたが、実物を見ながら適切な穴をあけます
下のようなパンチセットを一つ用意しておくと便利です。
ストロングツール(Strong TooL) 取替式パンチセット 6ピース 05493
パンチを軽く押し当てると跡が付きますから、印の中心に穴が開くか確認できます。
菱目打ちと同様、木槌でたたいて穴をあけます。
穴が開きました。
キーホルダーの下穴とも一致していることを確認しました。
カシメを打ち付けるには専用のカシメ打ちを使います。
カシメのふくらみに合わせて凹んでいることが分かります。
カシメの大きさや形状、さらにはホックを取り付ける場合にも専用の工具が必要なので、下のようなセットがあると便利です。
オールマイティープレート付 【10セット】
木槌を使ってたたいていきます。
打撃によってカシメや金具が動いてしまうことがあるので、様子を見ながら徐々に力を入れながら打ち込みます。
キーホルダーの金具が取り付けられました。
金具にゆるみがないか確認し、問題なければ革をもとの場所に接着します。
(縫い穴がずれないように気を付けましょう)
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