レザークラフト入門講座

キーケースの作り方

2016/11/19

キーケースの作り方

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縫い穴をあける

ラインに沿って菱目打ちで縫い穴をあけていきます。
菱目打ちの使い方は、「縫い穴のあけ方」を参考にしてください。
ライン通りに菱目打ちで穴をあけます

菱目打ちを使って、ぐるりと一周縫い穴をあけました。
キーケースをぐるりと一周穴をあけました

カシメを用いたキーホルダーの取付

キーホルダーを取り付けます。
キーホルダーの固定にはカシメと呼ばれる金具を使います。
カシメは表側と裏側で一組になっています。
今回使うカシメは、裏側のフランジ部が平らで突起が細長く、表側のカシメはフランジ面がふっくらしていて突起が太く短いのが特徴です。
カシメの表側と裏側の違い

カシメは裏と表を組みにしてはめ込み、打ち込むことで仲がつぶれることで抜けなくなります。
一度取り付けたら取り外せないので、慎重に作業しましょう。

カシメの模式図

まず、革にカシメを取り付ける穴をあけます。
仮止めしていた真ん中の革をはがします。(剝がす前に印をつけておくと作業しやすくなります)
仮止めした真ん中の革を取り外す

型紙と重ね、目打ちなどで穴位置に印をつけます。
型紙の穴位置を写す

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パンチで丸穴をあけます。2.5mm位の穴をあけましたが、実物を見ながら適切な穴をあけます
下のようなパンチセットを一つ用意しておくと便利です。
ストロングツール(Strong TooL) 取替式パンチセット 6ピース 05493
ストロングツール(Strong TooL) 取替式パンチセット 6ピース 05493

パンチで穴をあける

パンチを軽く押し当てると跡が付きますから、印の中心に穴が開くか確認できます。
菱目打ちと同様、木槌でたたいて穴をあけます。
パンチは押し付け、中心部に穴が開くか確認します

穴が開きました。
パンチをハンマーでたたくと穴が開きます

キーホルダーの下穴とも一致していることを確認しました。
キーホルダーの金具と穴位置を確認します

カシメを打ち付けるには専用のカシメ打ちを使います。
カシメのふくらみに合わせて凹んでいることが分かります。
専用のカシメ打ちを使って金具を固定します

カシメの大きさや形状、さらにはホックを取り付ける場合にも専用の工具が必要なので、下のようなセットがあると便利です。
オールマイティープレート付 【10セット】
オールマイティープレート付 【10セット】 ホック打ち カシメ打ち 大 中 小 ハトメ 菊割り 打ち具 打ち台 レザークラフト 工具 道具

木槌を使ってたたいていきます。
打撃によってカシメや金具が動いてしまうことがあるので、様子を見ながら徐々に力を入れながら打ち込みます。
一度に打ち込まず、様子を見ながら少しづつ力を入れます

キーホルダーの金具が取り付けられました。
金具にゆるみがないか確認し、問題なければ革をもとの場所に接着します。
(縫い穴がずれないように気を付けましょう)
うまく取り付けられました


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