レザークラフト入門講座

立体成形のホック付き名刺入れ

2017/03/17

立体成形のホック付き名刺入れ

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型作り

立体成形とは、革を水で濡らして柔らかくし、型にはめて乾燥させることで形を作る技法です。
革は水にぬらすと伸びやすくなるので一枚の革から立体的な形状と作ることができます。

型の素材はなんでもOK!
加工しやすい木で型を作ると良いでしょう。
ちなみに、型は雄型と雌型の2つ作ります。雄型の代わりに、現物の”モノ”を代用することができますが、今回は名刺を使うわけにもいきませんから雄型も作ることにしました。

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名刺が入る名刺のサイズより大きく木材を切断します。
写真はべニア板を使っていますが、加工のしやすいMDF板がおススメです。
MDF板とは木の繊維を固めた木製ボードのことで、加工しやすく、型に使うには十分な強度があります。
MDF 【2.5×600×900mm】

↓これが雄型になります。のこぎりで直線に切断し、角はやすりを使って整えれば完成。
雄型の厚みによって名刺入れのサイズが決まります。
厚みは名刺入れのサイズにもよりますが、8mm~10mm位が良いと思います。革は乾燥すると縮むので少し大きめにつくのがポイントです。木材が薄い場合は何枚か重ねて接着します。

次に雌型を作ります。
使用する革の厚みが1mmだったので雄型より1.5mmほど隙間ができるように作ります。

内径の切断は意外と面倒な作業です。
まずは角に、キリやドリルを使って穴を空けます。

糸鋸があればこの穴に刃を通して切っていきます。
プロメイト 糸鋸デラックス 焼入刃付 No.7260

我が家には糸鋸がなかったのでクラフト鋸を使って少しづつ切っていきました。

なんとか木型ができました。


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