(画像はサドルレザーとして販売されている革)
出典:www.leathercraft.jp
サドルレザーの定義は?
サドルとは、馬具に使用する「鞍」の事を指し、そこから名前を取ってサドルレザーと呼称しています。
基本的に、タンニンなめしによって作られたヌメ革ですが、一般的な”ヌメ革”より油を多く含ませたものがサドルレザーと呼ぶことが多いようです。
「多いようです」と書いたのは、ヌメ革とサドルレザーに厳密な定義は存在せず、そもそも「サドルレザー」という革はないのだそう。
札幌の革の卸の店の店長さん
「あのね・・・サドル・サドルって言ってるらしいけど
あれはヌメだよ。」
「えっサドルって名前で売っているんですけど・・・」
「サドルなんて革ないのさ」とのこと。
出典:http://www.baiano.jp/home/kawa/saddle
ですから、サドルレザーとして販売されているものは、単なる商品名として表記しているにすぎません。
皮革業者によってなめしが違いますから、当然品質にもばらつきがあると考えた方がよいでしょう。
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