レザークラフト入門講座

【ブライドルレザー】とは?(レザークラフト用語集)

2016/11/04

【ブライドルレザー】とは?(レザークラフト用語集)

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タンニンなめしによって仕上げられた革に、蜜蝋やオイルを芯までしみこませたものをブライドルレザーと呼びます。

ブライドルレザーの特徴

白い粉が浮き出る

革の表面に”ブルーム”と呼ばれる特有の白い粉が出ることがあり、ブライドルレザーの証でもあります。特に冬場の寒い時期は内部のオイルが表面に白く浮き出安いため、ブルームが発生しやすくなります。
ブルームは使用するうちに徐々に取れますし、必要ならブラッシングで簡単に除去できます。ブルームが取れると深みのある光沢が現れます。

非常に堅牢

ブライドルレザーは蜜蝋を革の内部までしみこませているため、硬くて耐久性のある革です。
もともとイギリスで乗馬の馬具用として開発されたレザーで、耐久性はもとより、馬の汗や雨など水濡れに強くする目的でオイルをしみ込ませているのだそうです。
革は硬いので、財布などの外張りに適しています。内張りに使うには硬すぎるので使用している例は見かけません。

希少・高価

ブライドルレザーは製造に手間がかかるため、趣味のレザークラフト用としてほとんど出回っていません。業務用として販売されていることもありますが、半裁単位での販売となっている場合が多く、価格も4,5万円~と大変高価です。

 


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