ヌメ革の一種。
「タンニンなめしろうけつ染め用の革」を略した用語です。
その名の通り、植物タンニン剤でなめした革であり、ろうけつ染め-つまり脱色・脱脂した、染色し易いヌメ革です。
通常のヌメ革より色が白く、油分が少ないので水生の染料にもよく染まります。
勿論、染色せずそのまま利用することもポピュラーな使い方です。
出典:amazon.co.jp
レザークラフトの素材としては、癖がなく、入手し易いため人気のある革素材です。キーケースや財布、カバンまで幅広い用途に使われています。
また、普通のヌメ革とどうように、日光の光でエイジング(経年変化)して独特のアメ色に変化します。
表面処理されていませんので、傷や水濡れに注意する必要があります。
使い始めに2週間ほど日光に浴させることで、内部の油分が表面に染み出し、油膜としてコーティングされ、汚れや傷が付きにくくなります。
▼ちなみに、染色には革用のクラフト染料を用います。
▼染色した後は色落ちと耐水性を高め、革につやを与えるためにレザーコートを使います。
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