レザークラフトに興味はあるけど、いざ挑戦しようとすると道具を揃えたり、型紙を作ったりと、少々取っつきにくいですよね。
そもそも、何を揃えればよいのかよくわかりません・・・。
そんな時、たまたまamazonで見つけたのがレザークラフトのキット!
革の手縫いキット(コインケース)
税込みで2,430円とお手頃な値段。
キットといっても色々種類がありますが、「make U」シリーズは値段も手ごろ(2,000円~3,000円)で、何より必要な道具がそろっているというのでありがたい。
ちなみに、make Uシリーズは実用的な革の小物が10種類から選べます。
出典:seiwa-net.jp
レザークラフトに挑戦!
わくわくしながらパッケージを開封
内容は革一式、マグネットホック一組、手縫い針2本、手縫い糸4m。
「これだけでできるの?」というくらいシンプルな内容です。
そのほか、ハサミとライター(木工用ボンドでも可)、定規が必要ですが、どれも家の中にあるものばかりなので、特に用意するものはありませんでした。
早速作ってみよう!
付属の説明書は詳しく作り方が書かれてします。
が、この説明では糸の通し方がよく分からない方もいるのでは・・・。
「出した糸のヨリの間に針先を通し、長い方の糸を引いてから短い糸を引き抜きます。」
長い方の糸を引いてから短い糸を引き抜く?う~ん、難解です。
レザークラフトの糸の通し方
まず、普通に糸を通します。
出した糸のヨリの間に針を通します。ここまでは説明書でも理解できますね。
ちなみに、キットの説明では一回通すだけですが、一般的には2,3回、ヨリの間に通すと良いようです。
長い方(針穴に通した方)の糸を引きます。
短い方(ヨリの間に通した方)の糸を、針穴の方向へ引いて行き、そのまま針から引き抜いてしまいます。
すると、ヨリの間に糸が通り、ほつれ難くなります。
最後に互いの糸をヨリ合わせれば出来上がり。
糸の片側も、同じ要領で針を通します。つまり、糸の両端に針を通した形になります。
このような糸の通し方をすると、糸が絡まり合うのでほつれ難く、強く糸を引いても解けてしまうことはありません。
しかも、糸が団子状になっているわけではないので、縫い糸の通りもスムーズ。
よく考えられた通し方だとわかります。
革を縫っていこう!
針に糸を通したら、さっそく革を縫っていきます。
最初の縫い穴に糸を通し、左右の糸の長さを揃えます。
縫い始めは2重に糸を通し、丈夫に仕上げます。
あまり糸を引っ張りすぎると革が縮んでしまい、シワになってしまいます。革の状態を見ながら加減する事がポイントのようです。
縫い穴に針を通して縫い進めます。
このとき、糸の上側に乗せるように通します。これがきれいに縫えるポイントです。
こうして常に同じ力加減で糸を引っ張りながら縫い進めると、表側の縫い目は///のような縫い目になります。
反対に、裏側は斜めの縫い目ではなく「- – – -」という感じの縫い目になります
縫い終えたら、裏側や目立たない場所で糸を固定します。
説明書にはライターであぶって糸を溶かして固定するとされていましたが、失敗が怖いので固結びして、ボンドで結び目を接着しました。
マグネットも取り付けます。
こちらは説明書通り
本体のマチを縫うと、立体的に・・・
いよいよ完成形に近づいてきますね!
コインケースの完成!
完成しました!全くの初心者でもこの通りレザークラフトを楽しみながら作れました。
最後に、マチに折り目をつけます。なかなか革に癖が付かなかったので、一晩閉じた状態で本を数冊乗せて放置。
翌朝にはしっかりと折り目が付いていました。
やっぱり、自分で作ったものは愛着がわきますね。
あと、結構使いやすいです、コレ。口が大きく開くので小銭がとても取り出しやすい。最初、革が固いなーと思っていましたが、使い続けているといい感じに慣れてて来ます。
ちなみに、裏面のカードケースも使いやすくて実用的。いつも使っているクレジットカードを入れておけば、お財布は必要ないくらいです。
支払いはクレカを主に使い、自販機やちょっとした買い物にはコインで、という具合に使い分けています。
簡単に作れますが、とても作り甲斐のあるキットです。
レザークラフトに興味はあるけど、本格的に始める前にちょっと体験したいという方にはとても良いキットだとおもいます。
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